保育園の竣工検査でした。
生憎の雪により、グラウンド状況は確認できませんでしたが、外部を細かく確認いただきました。
竣工書類についても確認をいただき、修正や追加提出物はありますが大きな問題はありませんでした。
何よりも工期を間に合わせることが求められたので、部分的に細かな現場管理や気配りができていない箇所はありました。
無事竣工を迎えられたのは施工者の努力の賜物です。
4/1の開園に向けて、ひっきりなしに先生方が作業されていました。
本棚も本が入ると一気に雰囲気が良くなります。
午後は同時に竣工を迎えた保育園の検査ということでしたので、監督員さんのご厚意もあり、施設の見学に参加しました。
同時に着工し、同時に竣工する為、常に比較されながら工事は進んでいました。
どちらかがミスをすれば、もう片方も指摘され、片方が良い提案をすれば、片方もそれに倣う・・・施工者も監理者も結構苦労しました。
外部は周辺環境に合わせたのか、渋い色合いの建物ですが、亜鉛メッキリン酸処理の鉄骨部材を使ったり、内装にLVLを意匠的に使ったりと工夫されており、勉強になりました。
DENの雰囲気やテラス軒の木製垂木+野地板木毛板なども趣向を凝らしたものでした。
敷地にレベル差があり、周囲の景色がいいので、どこの窓からも良い景色が望めるのは羨ましい点です。
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