近隣の市町村では新年度となり、新規設計案件の発注が始まりました。
その多くが入札によるものです。
設計業務における競争入札の在り方は賛否ありますし、これまでもいろんな意見がありました。
ここ数年で近隣でも指名プロポーザルによる発注もずいぶん増えました。
とはいえ、地方においては様々な理由から入札による発注は続いていくことでしょう。
そんな場所で設計を生業として生きていく私たちは、与えられた環境・状況で仕事を受注し、業務を遂行していく必要があります。
一番大事なことは、受注金額の多寡や受注方法ではなく、その成果物の品質を問うことだと思ってます。
市民に認められる設計監理、環境と共生していく設計監理を目指していくことは言うまでもありません。
新建築 2016.9月号に掲載された、渡辺隆建築設計事務所の作品及びテキストには大変勇気づけられたものです。
新年度も民間、公共問わず、よい建築づくりを目指します。